事業承継と終活(2) 

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事業承継と終活

事業承継と終活(2)

後継者がいない‼

直近の中小企業庁の調査では、60歳以上の事業主の50%が廃業を予定しており、そのうち法人経営者3割、個人事業主7割という結果が出ました。
廃業理由では、「子供に次ぐ意思が無い」「子供がいない」「適当な後継者が見つからない」が28.6%を占めています。
さらに、廃業予定企業の30.6%の経営者が、「現在、同業者より良い業績を上げている」と回答し、5.5%の経営者が「今後10年間も更なる成長が期待できる」と回答しています。
つまり、せっかくのノウハウや技術、雇用がドブに捨てられようとしています。
なぜ、この様なことになっているのでしょうか?
実は、「後継者問題の相談相手」として「相談相手はいない」と回答した経営者は36.5%に上ります。
また、既に廃業された方々は「相談しなかった理由」として、
「相談しても解決するとは思えなかった」「相談しなくても何とかなると思った」「誰に相談していいか分からなかった」と答えた方が63%に上りました。
心理学のお話になりますが、人は加齢と共に、意欲低下やリスク回避の志向が高くなります。
つまり臆病になるわけです。
若いころは「明日があるさ」という希望に満ち溢れていたものが、加齢と共に「明日やればいいや」となっていきます。
次回からは事業承継の具体策をご紹介致します。